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クォークとレプトンは物の部品

ここからはそれぞれの素粒子について詳しく勉強していきましょう。​

​まずはクォークとレプトンの役割について学びます。

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前のページで物を拡大していくと原子にたどり着くということを学びました。

原子をさらに拡大していくと何が見えてくるでしょうか?

原子を細かくみていくと、原子は「原子核」とその周りを回る「電子」からできていることが分かります。

このうち、原子核は「陽子」と「中性子」というさらに小さな粒子からできています。

さらに、陽子と中性子はもっと拡大することができ、それらの中にはアップクォークダウンクォークという素粒子が入っています。

クォーク」には他にもチャームストレンジトップボトムという名前の仲間が存在します。

これらのクォークはあとで説明する「強い力」というもので強く結びついているため、自然界に単独で存在することはできません。

原子核はクォークまで分解できましたが、その周りをまわっている電子はそれ以上分解できません。

電子にもミューオンタウオンという仲間がおり、さらにそれらのパートナーとして電子ニュートリノミューオンニュートリノタウオンニュートリノと呼ばれる粒子たちが存在します。

​これらの粒子はまとめて「レプトン」と呼ばれます。

ここまでの話をまとめると、物質を拡大しどんどん分解していくと、

最終的にはアップクォークやダウンクォークなどの「クォーク」と電子という「レプトン」になるということになります。

​私たちの身の回りにある全ての物質はクォークとレプトンからできています。

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